かみさまからのギフト~エッセイ~

人生のグルグル渦巻き。人は、出口を探してまわっているんだろう


出口からでるために。

わたしはここ数年、子どもの不登校の悩みの中、渦巻きをまわってきた。


出る道をさがしていた。



まずは、わたしの過去を振り返る作業。子どものころを思い出した

我慢している私、言いたいことが言えない私。


グルグル渦巻きで必死に走ってきた答えがあるようだった。


子どもの頃から、渦巻きの中頑張ってきていた。辛かった自分を慰めてあげた。そして、吐き出した抱えてきたことを。


そして、過去にありがとう。と言うことにした。今まで関わってくれた人に感謝と何より両親に感謝の気持ちになることが大切だった


過去にありがとうと言えたら、洋服でも髪型でもリフレッシュ。


ここから、グルグル渦巻きを出ていく作業。


まずは、自分を甘えさせて。1日1回でいい。くつろぐ時間。私はアロマやお香、好きな音楽、夜景を見たり、ゆったりする時間を作った。


言っておくけど、少し前までのわたしには、そんな余裕もなく、日々に追われていた。


今は、この時間を作れる心の余裕にしあわせを感ている。


笑顔でいることが、家族をしあわせの方向に導く、簡単なことだった。


わたしは自分の余裕のなさから、おこってばかり。子どもの心も可能性も狭めてしまったのだろう。


たとえ、離れていても、思いは伝わるもの。だから心配はしないことにした。大丈夫だから。上手くいくよと心のなかで子どもを思うただそれだけでよかった。


その中に厳しさもあり。筋だけは子どもに伝える。


でも、そのあとは笑顔にもどる。


わたしは、我が家を株式会社と思うことにした。会社をよくするためにマネージメント。結局家事しかないけど。あんなに嫌だった家事が嫌でなくなった。


それでも生活していれば、色々おこる。以前なら、世間の常識にとらわれ怒っていたけとも、見方を変えれば、その子の長い人生考えたら、おきていることがありがたいことに変わってくる。


すべては必要だからおきている。その先にはきっと、進む道が待っている。まっすぐな道が。


それに気がつくまで、かなりの時間がかかった。


子どもの頃の思いや不登校のこと、他にもいっぱいの苦しい思い、必要だったと思えるようになった


子どもたちが、わたしに与えたギフトだった。おかあさんになるために。


かみさまからの、心から笑顔になるためのギフトだったのかもしれない。


グルグル渦巻きからは、必ず出口がある。貴方が、必死で走ってても大丈夫。ギフトだったと思える日がくるから。


人生に無駄な事はない。今、子どもにおきている出来事も、彼らには彼らの人生に必要だからおきていること。


だから心配はいらない。進む道があるのだから。


わたしも子どもも、家族が、今日も進む道にむかって歩いています


こたえは、常に自分の中にあることを、心におきながら。


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